2013年の春、東京セレソンデラックス解散を機に、
須加尾由二(当時は本名)が崖っぷちウォリアーズを一人で旗揚げ。
劇団員は一人にも拘らず、劇団名に“ウォリアーズ”と複数系を用いるなど、
決して一人では無い事をアピール。
同年4月、第1回公演『ラフ・オア・ダイ』に葉石充(元劇団員)がなんとなく出演。
谷川功はスケジュールが合わないと、ベタな言い訳をして頑なに出演を拒み続けたが、
須加尾のあまりの崖っぷちな姿に心を打たれ(稽古場が家から近かった事もあり)
いたしかたなく、須加尾のスタンドインを引き受ける。
※スタンドイン:代役
同年秋、第2回公演『2番目の女たち。』では、
谷川は、稽古はするけど本番には出ないスタンドインに役者心が疼いたのか、
あっさりと出演を引き受ける。
葉石はなんとなく出演。
この時、初めて3人揃っての共演が実現する。
2014年の秋、第3回公演『Cloud 9』で、当たり前に出演する谷川と葉石。
稽古中や飲みの場で、谷川と葉石の二人が“準劇団員の俺たちは・・・”なんて冗談で言っている姿を、
まるで、好きな人に告白できずにうじうじしている思春期の男子のような視線を送る須加尾。
千秋楽の打ち上げで、周りの後押しもあり、本当に劇団員になる方向に話がいってしまう。
2015年、ついに...
晴れて谷川功、葉石充がメンバーとなる。
2016年、一身上の都合により、葉石充が退団。
須加尾由二は、すがおゆうじへ改名する。
2020年夏、第5回公演『ゼッタイ、幸せになってやる!』に出演した菅原貴志が
酔っ払った勢いなのか「崖ウォリ入れてくれよ〜」と言い出す。
酔っ払いの戯言と受け取っていた、すがおと谷川であったが、
2021年に正式に劇団員となり
第6回公演『極人』の主演として劇団員デビューを果たす。